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【不定期連載】【電子工作&プログラミング】タミヤ ワイルドミニ四駆 ラジコン化計画④

【ESP32でステアリングと後輪を制御&基板設計】

前回は3Dプリンターでステアリングを試作して、シャーシに取り付けました。
今回は、ブレッドボードに配線して、ESP32でステアリング用のサーボモーターと、後輪用のDCモーターを制御します。
うまく動作したら、基板も設計します。

まず、シャーシにギアを取り付けますが、邪魔になる部分をカットします。

試作機には、ESP32-WROOM-32D開発ボードを使います。

ESP32-WROOM-32D開発ボードは、ESP-WROOM-32D が実装されている評価/開発用ボードです。
シリアル⇔USB変換チップ、リセットスイッチ、ブートモードスイッチを搭載しています。

ESP-WROOM-32Dは1つのモジュール内にWi-Fi通信、Bluetooth通信に必要な機能を搭載しています。
秋月電子さんで購入しました。

モータドライバは、TB67H450モータドライバモジュールを選択しました。
あとで基板を設計しますが、できるだけ小さな基板にしたいので、比較的小型なのと、お財布にやさしいので、このモータードライバを使ってみます。ピンヘッダーは自分ではんだ付けする必要があります。
秋月電子さんで購入しました。

こんな感じでブレッドボードに配線しました。

Arduino IDE 2.0で、ステアリングとモーターの制御をテストするプログラムを作りました。
テスト用なので、車輪の前進、後進、ステアリングを左右に切るだけの、簡単なプログラムです。

ランチボックスの車体のモーターに接続しました。
ノイズ対策にコンデンサーを使っています。

うまく動作したので、基板を設計しました。
設計には、KiCad(キキャド)という、ライセンスフリーの回路設計からアートワーク、ガーバーデータの作成まで行える統合ツールを使っています。

Eeschema(回路図エディタ)で回路図を作図して、Pcbnew(レイアウトエディタ)で部品を配置して配線します。
一旦、この設計で基板メーカーに発注します。

次回は、発注した基板が届いたら、基板に電子部品をはんだ付けします。

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