銅箔テープは、紙にペタペタ貼るだけで回路が作れるので、回路に触れるきっかけとしてはおススメですが、切れやすく、貼り方によっては電流がうまく流れないというデメリットもあります。私自身もまだまだ勉強中ですが、出来るだけ良く電流が流れる貼り方をまとめてみました。 1.カーブして貼る場合 切れないように、少しずつ曲げたい方向の内側にひだを作る感じで貼って行きます。 2.直角など急に曲げて貼る場合 曲げたい方向と逆向きに折ります。 シャープペンシルなど、先のとがったもので折りたい位置を抑えて。。。 貼る方向に折ります。 紙に貼ったら銅箔テープをよく圧着します。ペーパークラフト用のへらなどあると便利ですが、ない場合は、1円玉などを代用して、よくこすってしっかりと貼り付けます。その際、銅箔テープが破れないよう注意してくださいね。 3.銅箔テープが途中で切れた場合 確実に電流を流すという観点においては、切れずに貼ることが前提ですが、もう一度貼りなおすのには銅箔テープが足りないなどの場合。。 切れた位置から続けて銅箔テープを貼ります。 両面導通テープ(5mm幅にカットして使用)で回路をつなぎます。 4.電池や基板(LEDやスイッチ)の貼り方 紙は簡単に曲がりますし、電池や基板には厚みがあります。紙が曲がったとき、銅箔テープや両面導通テープが引っ張られて切れないよう、紙との段差部分はテープにゆとりを持たせて貼ります。 5.両面導通テープについて 2022年までに販売開始したキットの作り方マニュアルでは、電池部分の両面導通テープの貼り方の説明で、10mm幅のまま使用する方法を記載しています。 ご購入者様から、両面導通テープは少し硬めで曲げにくいなどのご意見もいただきましたので、2022年以降販売を開始する作り方マニュアルには、両面導通テープは半分の5mm幅にカットして使用する方法で記載していきます。(5mm幅だと10mm幅より扱いやすいです)