C/C++言語 基礎編 Arduino IDE Ver.2、PicoWでWi-Fi使ってみよう!! やっと日本でも、技適取得済みの、Raspberry Pi PicoWが、販売されました。これまでのPicoは、ネットワークに、単体では接続できませんでしたが、PicoWでは、単体で、無線LANに接続できるようになりました。これで、ネットワーク経由で、PicoWに指令を出したり、状態を確認したりできますし、最近はやりのChatGPTのAPIを使って、AIロボットを作ることもできます。ということで、まずはWi-Fi機能を使ってみることにしました。 ■Raspberry Pi PicoW 購入したRaspberry Pi PicoWが届きました。技適マークはボードに刻印されるのかと思っていましたが、シールでした(笑)紛失しないようにしないといけませんね。 従来のPicoと基本スペックは変わっていません。違いはWi-Fiが付いたことくらいです。 ■PicoW ピン配列 ピン配列は、ほとんどPicoと同じですが、無線が付いたので、内蔵LEDのピン番号が変わりました。 ■ArduinoIDE Ver.2 PicoWの開発環境 PicoWの開発環境は、基本的にPicoの環境と変わりありません。Arduino IDEで、初めてスケッチを作られる場合は、C/C++言語の「基礎編 環境構築」を視聴して、Arduino IDEのPicoの開発環境を構築してください。 構築できたら、ボードマネージャでRaspberry Pi PicoWのボードを選択します。 ■サンプルプログラム(スケッチ) こちらのダウンロードボタンをクリックしてください。 ダウンロード ダウンロードしたスケッチを、Arduino IDEのスケッチの場所にコピーしてください。Arduino IDEのスケッチの場所は「ファイル」「基本設定」で確認できます。 ※当スケッチは、あくまでもサンプルレベルです。エラー時の処理や、セキュリティ対策などは行っていませんのでご注意ください。 ArduinoIDE Ver.2 PicoW Wi-Fi使ってみよう!! それでは、ArduinoIDE Ver.2.0.4で、ブラウザに表示したボタンを押すと、PicoWの内蔵LEDが点灯したり消灯したりする動画をお楽しみください。 参考サイト・文献など ■Raspberry Pi Pico 公式サイト https://www.raspberrypi.com/products/raspberry-pi-pico PicoWピン配列 https://datasheets.raspberrypi.com/picow/PicoW-A4-Pinout.pdf■Arduino IDE 日本語 リファレンス http://www.musashinodenpa.com/arduino/ref ※これらの公式サイトは予告なく変更される場合があります。ご了承ください。